親指と人差し指の間 筋肉 名前は「第一背側骨間筋」が代表的です。どこにある筋肉なのか、どのような働きをするのか、母指内転筋との違い、痛みやこりが気になるときの対処法までわかりやすく解説します。
目次
親指と人差し指の間にある筋肉の名前は「第一背側骨間筋」
「親指と人差し指の間にある筋肉って、なんていう名前なんだろう?」と気になったことはありませんか?
手を広げたときに、親指と人差し指の付け根にある、いわゆる「水かき」のような部分。ここにある代表的な筋肉が**第一背側骨間筋(だいいちはいそくこっかんきん)**です。第一背側骨間筋は、親指側にある第1中手骨と、人差し指側にある第2中手骨の間に位置しています。研究資料でも、親指と人差し指の間にある背側骨間筋として紹介されています。(NAIST Repository)
手の甲側にある「水かき」のような筋肉
「実際にはどの部分?」と思いますよね。手の甲側から親指と人差し指の間を見ると、少しふくらんで見える部分があります。ここが第一背側骨間筋にあたります。
親指と人差し指を近づけたり、指を開いたりすると、この部分が動くのを感じやすいでしょう。第一背側骨間筋は、人差し指を外側へ開く動きなどに関わる筋肉とされています。(NAIST Repository)
「じゃあ、普段どんなときに使っているの?」という疑問も出てきます。たとえば、親指と人差し指で小さなものをつまむ、ペンを持つ、指先で細かい作業をするといった動作では、手指の細かな動きを支える筋肉として働いています。京都府の医療講演会資料でも、第一背側骨間筋は物をつまむ動作に関わる筋肉として紹介されています。(京都府公式サイト)
なお、親指と人差し指の間には複数の組織があるため、痛みや腫れなどがある場合に「すべて第一背側骨間筋が原因」とは限りません。違和感が続くときや、指が動かしづらい、つまみにくいといった変化があるときは、自己判断で済ませず、医療機関で相談することも検討しましょう。
引用元:湘南カイロ茅ヶ崎整体院「親指と人差し指の間の筋肉の名前は?第一背側骨間筋の位置と働きを詳しく紹介」
引用元:京都府「令和7年度 慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)医療講演会」
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第一背側骨間筋にはどのような働きがある?
親指と人差し指の間にある「第一背側骨間筋」。名前はわかっても、「実際には何をしている筋肉なの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
第一背側骨間筋は、主に**人差し指を外側へ開く動き(外転)**に関わる筋肉とされています。背側骨間筋は手に4つあり、それぞれ指を開く動きを支えています。なかでも第一背側骨間筋は、親指と人差し指の間に位置しているため、指先を使う細かな動作にも関係すると考えられています。(解剖学講座)
人差し指を開く動きをサポートする
「指を開くって、そんなに筋肉を使っているの?」と思いますよね。
たとえば、手をパッと広げるとき、人差し指は中指から離れるように動きます。この動作に第一背側骨間筋が関わると言われています。実際に、親指と人差し指の間を軽く触れながら人差し指を外側へ動かすと、筋肉が動く感覚を確かめやすいでしょう。(湘南カイロ茅ヶ崎整体院)
さらに、第一背側骨間筋は人差し指の関節を曲げる動きや、指先側の関節を伸ばす動きを補助するとされています。単純に「指を開くだけ」の筋肉ではなく、手指を細かく動かす際に働く筋肉の一つです。
親指と人差し指で物をつまむ動作にも関係する
「じゃあ、日常生活ではいつ使うの?」というところも気になりますよね。
第一背側骨間筋は、親指と人差し指で物をつまむような動作にも関係すると言われています。たとえば、ペンを持つ、紙をつまむ、小さな物を拾うといった動作です。こうした動きでは、指をただ動かすだけではなく、力加減を調整しながら安定させる必要があります。第一背側骨間筋も、そうした手指の細かな動きを支える筋肉の一つと考えられています。(湘南カイロ茅ヶ崎整体院)
スマートフォンやパソコンを使う機会が多い人なら、知らないうちに手指を何度も動かしているかもしれません。「親指と人差し指の間が張っている気がする」と感じたときは、まず手を休ませて様子を見ることも大切です。痛みやしびれなどが続く場合は、筋肉だけが原因とは限らないため、医療機関への相談も検討しましょう。
引用元:湘南カイロ茅ヶ崎整体院「親指と人差し指の間の筋肉の名前は?」
引用元:奈良先端科学技術大学院大学「第一背側骨間筋に関する研究資料」
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親指と人差し指の間にある「母指内転筋」との違い
「親指と人差し指の間にある筋肉って、第一背側骨間筋じゃないの?」と思う人もいるかもしれません。実は、この周辺には複数の筋肉が関わっています。
代表的なのが、第一背側骨間筋と母指内転筋です。どちらも親指と人差し指を使った「つまむ」動作などに関係しますが、主な働きには違いがあります。第一背側骨間筋は手の甲側にあり、人差し指を外側へ開く動きに関わる筋肉とされています。一方、母指内転筋は親指を人差し指側へ寄せる動きを担う筋肉と言われています。(厚生労働省
第一背側骨間筋は人差し指の動きにも関わる
「実際にどう違うの?」と聞かれたら、まずは人差し指を開く動きに注目するとイメージしやすいでしょう。
第一背側骨間筋は、第1中手骨と第2中手骨の間に位置し、親指と人差し指の間の手の甲側から触れられる筋肉です。人差し指を中指から離すように動かすときに働くほか、指先を使った細かな動作にも関係するとされています。(chigasaki-shonanchiro.net
「親指と人差し指の間を触りながら、人差し指を少し開いてみて」と言われたら、手の甲側がふくらむように感じる人もいるでしょう。これは第一背側骨間筋が収縮することで起こる動きとされています。
母指内転筋は親指を人差し指側へ寄せる
では、母指内転筋はどうでしょうか。
名前にある「内転」は、体の中心側へ近づける動きを指します。母指内転筋は、その名のとおり親指を人差し指側へ寄せる動きに関わる筋肉です。特に、親指と人差し指で物をつまむピンチ動作では、第一背側骨間筋などと協調して働くと言われています。(jstage.jst.go.jp
「じゃあ、つまむときはどちらか一方だけ使うの?」と思いますよね。実際には、手の細かな動作では複数の筋肉が協力しています。そのため、第一背側骨間筋と母指内転筋を完全に別々の筋肉として考えるより、それぞれが異なる動きを担当しながら手指の動作を支えている、と考えるとわかりやすいでしょう。
なお、親指と人差し指の間に痛みやしびれ、腫れなどがある場合は、筋肉だけが原因とは限りません。違和感が続くときは、自己判断で強く押したりせず、医療機関への相談も検討してください。
引用元:厚生労働省「Danielsらの徒手筋力テスト」
引用元:湘南カイロ茅ヶ崎整体院「親指と人差し指の間の筋肉の名前は?」
引用元:日本臨床神経生理学会「臨床神経生理学」
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親指と人差し指の間が痛い・硬いときに考えられること
「親指と人差し指の間がなんとなく硬い」「物をつまむとズキッとする……」そんな違和感があると、筋肉のこりが原因なのかな?と気になりますよね。
この部分には第一背側骨間筋などの筋肉があり、手を繰り返し使うことで張りや痛みを感じる場合があると言われています。実際に、第一背側骨間筋の緊張によって痛みや指のこわばり、力の入りづらさなどがみられることがあると紹介されています。(fuelcells.org
手の使いすぎによって筋肉に負担がかかっている
「最近、スマートフォンやパソコンを長時間使ってない?」と振り返ってみてください。
スマートフォンを操作したり、ペンを持ったり、荷物を握ったりする動作では、親指や人差し指を繰り返し動かします。こうした動作が続くと、手の筋肉に負担がかかり、親指と人差し指の間に張りや硬さを感じることがあります。特に、同じ動作を何度も繰り返している場合は、一度手を休ませて様子を見ることも大切です。
筋肉以外に関節や腱が関係している場合も
「でも、筋肉をほぐしても痛みが変わらない……」という場合は、少し注意が必要です。
親指周辺の痛みは、筋肉だけでなく関節や腱、神経などが関係している場合もあると言われています。たとえば母指CM関節症では、親指の付け根付近に痛みが出やすく、物をつまむ、ビンのふたを開けるといった動作で痛みを感じることがあります。(joa.or.jp
また、痛む場所が手首の親指側に近く、親指を動かしたときに痛みや腫れが出る場合には、ドケルバン病などの腱鞘炎も考えられると言われています。(joa.or.jp
「ただのこりだろう」と決めつけず、痛みが長く続く、腫れがある、しびれや力の入りづらさを伴うといった場合には、整形外科などの医療機関に相談することも検討しましょう。
引用元:リペアセルクリニック東京院「親指と人差し指の間が痛い!考えられる疾患CM関節症とは?」
引用元:日本整形外科学会「母指CM関節症」
引用元:日本整形外科学会「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」
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第一背側骨間筋をセルフケアするときのポイント
「親指と人差し指の間が張っている気がするけど、家で何かできる?」と思うこともありますよね。第一背側骨間筋は、手の甲側にある小さな筋肉です。手をよく使う人では、この周辺に疲れや張りを感じることがあると言われています。(湘南カイロ茅ヶ崎整体院
親指と人差し指の間をやさしくほぐす
「まずは何をすればいい?」という場合は、親指と人差し指の間を反対の手で軽くつまむ方法が紹介されています。
手の甲側にある第1中手骨と第2中手骨の間を確認し、筋肉をやさしくつまむように刺激してみましょう。参考記事では、10秒ほど圧をかけたあとに一度力を抜き、これを数回繰り返す方法が紹介されています。強く押せばよいというわけではないため、「少し気持ちいい」と感じる程度を目安にすることがポイントです。(湘南カイロ茅ヶ崎整体院
「痛いところを見つけたら、グッと押したくなる!」という人もいるかもしれません。ただ、痛みがある状態で強い刺激を加えるのは避けたほうがよいでしょう。
人差し指をゆっくり動かしてみる
セルフケアでは、ほぐすだけでなく軽く動かす方法もあります。手を机などに置き、親指はできるだけ動かさず、人差し指だけをゆっくり持ち上げて戻す運動が紹介されています。10~15回程度を目安に、無理のない範囲で行う方法です。(リペアセルクリニック東京院
「動かしている途中で痛みが出たらどうする?」と迷ったら、そこでいったん中止しましょう。セルフケアは、痛みを我慢して続けるものではありません。特に、腫れやしびれ、力の入りづらさなどがある場合は、筋肉以外の原因が関係している可能性もあります。(リペアセルクリニック東京院)
違和感が長く続くときや、日常生活に支障が出ているときは、自己判断でケアを続けるよりも医療機関へ相談することを検討してください。自分の手の状態に合わせて、無理なく取り組むことが大切です。
引用元:湘南カイロ茅ヶ崎整体院「親指と人差し指の間の筋肉の名前は?」
引用元:リペアセルクリニック東京院「母指CM関節症のリハビリで改善を目指す!」
引用元:リペアセルクリニック東京院「親指と人差し指の間が痛い!考えられる疾患CM関節症とは?」
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