足指がつる原因には、筋肉の疲労や水分不足、冷えなどが考えられます。足指がつったときの治し方やおすすめのストレッチ、繰り返しつるのを防ぐ予防法、考えられる病気や病院を受診する目安までわかりやすく解説します。
足指がつる原因とは?
足指が突然つって、強い痛みを感じた経験はありませんか?「運動をしていないのに、どうしてつるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
足指がつるのは、筋肉が自分の意思とは関係なく強く収縮するためといわれています。原因はひとつとは限らず、筋肉の疲労や水分不足、冷えなど、さまざまな要因が関係していると考えられています。
筋肉の疲労や運動による負担
長時間歩いた日や、普段より運動をした日に足指がつることがあります。筋肉に疲労がたまると、けいれんが起こりやすくなるといわれています。また、運動不足によって筋肉の柔軟性が低下している場合も、注意が必要です。
水分不足やミネラルバランスの乱れ
汗をたくさんかいたときや、水分が不足しているときも、足指がつる原因になることがあります。体内のナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのバランスが乱れることも、筋肉のけいれんに関係すると考えられています。
冷えによる血行不良
「寝ているときに足指がつる」という方は、冷えも関係しているかもしれません。体が冷えると血流が変化し、筋肉がけいれんしやすくなる可能性があります。就寝時は足元を冷やさないように工夫してみましょう。
病気や薬の影響
足指が頻繁につる場合、糖尿病や腎臓の病気、神経や血管の異常などが関係しているケースもあります。ただし、足指がつるだけで病気と判断することはできません。繰り返す場合や、しびれなどをともなう場合は、医療機関で相談しましょう。
引用元: 徳島県医師会「こむら返り」
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足指がつったときの治し方!すぐできる対処法
足指が突然つると、痛くて動かすのもつらいですよね。「早く痛みを和らげたい」と思ったら、まずは落ち着いて安全な姿勢をとりましょう。足指がつったときは、筋肉をゆっくり伸ばす方法が対処法のひとつといわれています。無理に動かさず、痛みの程度に合わせて試してみてください。
つった足指をゆっくり伸ばす
足指がつったときは、座るなどして足を安定させ、つっている指を手で支えながら、ゆっくり反らしてみましょう。足裏側がつっている場合は、指先をすねの方向へ近づけるように伸ばします。反動をつけたり、強く引っ張ったりするのは避けてください。
足裏や足指の筋肉をやさしくほぐす
「指を伸ばしても、まだこわばっている感じがする」という場合は、痛みが落ち着いてから足裏や足指の周辺をやさしくほぐしてみましょう。強く押したり、痛みを我慢して揉んだりする必要はありません。痛みが増す場合は、すぐに中止してください。
足を温めて筋肉の緊張を和らげる
足の冷えが気になる場合は、症状が落ち着いてから温かいタオルなどで足元を温める方法もあります。冷えを感じるときは、靴下などを活用して足を冷やさないように工夫しましょう。ただし、腫れやけががある場合は、自己判断で温めず、医療機関に相談してください。
水分を補給して安静にする
汗をかいたあとや運動後は、水分不足が関係している可能性もあります。まずは無理に動かず、少しずつ水分を補給しましょう。大量に汗をかいた場合は、状況に応じて電解質を含む飲料も選択肢になります。
なお、痛みが長く続く場合や、足の腫れ・しびれ・色の変化をともなう場合は、早めに医療機関で相談してください。
引用元:
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足指がつるのを防ぐ予防法・ストレッチ5選
足指が何度もつると、「また痛くなるのでは?」と不安になりますよね。繰り返す足指のけいれんを防ぐには、日頃から筋肉を動かす習慣をつけ、水分補給や冷え対策を心がけることが大切といわれています。ここでは、自宅で取り入れやすい予防法とストレッチを5つ紹介します。
1. 足指を曲げ伸ばしするストレッチ
椅子に座り、足指をゆっくり曲げたり伸ばしたりしましょう。足指を1本ずつ動かすことを意識すると、普段あまり使わない筋肉を動かすきっかけになります。痛みが出ない範囲で、無理なく繰り返してみてください。
2. 足指でグー・チョキ・パーをする運動
足指をぎゅっと丸めてグー、親指とほかの指を離してチョキ、指をできるだけ広げてパーを作ります。足指を動かす習慣は、足の筋肉を使う機会を増やすことにつながると考えられています。入浴後など、リラックスしている時間に取り入れるのもおすすめです。
3. 足裏を伸ばすストレッチ
椅子に座り、片足を反対側の膝に乗せます。手で足指をつかみ、足の甲側へゆっくり反らしましょう。足裏が心地よく伸びる程度で10〜20秒ほど保ちます。強い痛みがあるときは無理に行わないでください。
4. ふくらはぎのストレッチ
壁に両手をつき、片足を後ろに引いて、かかとを床につけたまま前方へ体重を移します。ふくらはぎが伸びたところで15〜30秒ほど保ち、反対側も行いましょう。ふくらはぎの筋肉を柔軟に保つための運動として取り入れられます。
5. 水分補給と冷え対策を心がける
運動中や汗をかいたときは、こまめな水分補給を意識しましょう。また、バランスのよい食事を心がけ、ミネラルも適切に摂取することが大切です。就寝中に足指がつりやすい方は、足元を冷やさない工夫もしてみてください。
足指がつる原因はさまざまで、ストレッチだけで予防できるとは限りません。頻繁に繰り返す場合や、しびれなどをともなう場合は、医療機関で相談しましょう。
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足指が頻繁につるときに考えられる病気
足指が何度もつると、「何か病気が隠れているのでは?」と心配になりますよね。足指がつる症状は、筋肉の疲労や水分不足などでも起こりますが、病気や服用している薬が関係している場合もあるといわれています。ここでは、足指が頻繁につるときに考えられる病気を紹介します。
糖尿病による神経障害
糖尿病では、血糖値が高い状態が続くことで神経や血管に影響が及び、足のしびれや感覚の異常が現れる場合があります。足がつる症状がみられることもありますが、それだけで糖尿病と判断することはできません。のどの渇きや手足のしびれなど、ほかの症状にも注意しましょう。
腎臓や甲状腺の病気
腎臓の働きが低下すると、体内の水分や電解質のバランスが乱れ、筋肉のけいれんにつながる場合があるといわれています。また、甲状腺の機能に異常がある場合も、筋肉の症状が現れることがあります。足指が頻繁につるうえ、むくみや強いだるさなどが続く場合は、医療機関で相談しましょう。
腰椎椎間板ヘルニアなど神経の病気
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、神経が圧迫される病気も、足がつる症状に関係することがあります。足指がつるだけでなく、腰の痛みや足のしびれ、力の入りにくさなどがある場合は注意が必要です。
末梢動脈疾患など血管の病気
足の血管が狭くなり、血流が悪くなる末梢動脈疾患では、歩行中に足が痛み、休むと和らぐ症状が現れることがあります。足の冷えや皮膚の色の変化をともなう場合も、血流の異常が関係している可能性があるため、早めに相談しましょう。
薬の副作用や電解質の異常
利尿薬などの薬や、カリウム・マグネシウムなどの電解質バランスの乱れが、筋肉のけいれんに関係する場合もあります。薬を飲み始めてから足指がつりやすくなったと感じるときは、自己判断で服用を中止せず、医師や薬剤師に相談してください。
足指がつる原因はさまざまです。頻繁に繰り返す場合や、しびれ・腫れ・強い痛みなどをともなう場合は、医療機関で原因を確認してもらいましょう。足が急に冷たくなる、白っぽくなる、強い痛みが続く場合は、速やかな受診が必要です。
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足指がつるときは病院に行くべき?受診の目安
足指がつる症状は、筋肉の疲労や水分不足などによって起こることがあります。一時的につって、しばらくすると痛みが落ち着く場合は、必ずしも病院に行く必要があるとは限りません。ただし、何度も繰り返す場合や、ほかの症状をともなう場合は注意が必要です。「いつもと違う」と感じたら、無理に我慢せず医療機関で相談しましょう。
足指が何度もつる・頻度が増えている場合
足指が頻繁につる、夜中に何度も目が覚める、以前より症状が強くなったという場合は、医療機関への相談をおすすめします。水分やミネラルのバランス、神経や血管の病気、服用している薬などが関係している可能性も考えられます。症状が起こる時間帯や頻度を記録しておくと、相談するときに役立ちます。
しびれや強い痛み、腫れをともなう場合
足指がつるだけでなく、しびれや力の入りにくさ、腫れなどがある場合は、早めに医療機関で相談しましょう。特に、突然片足が冷たくなる、皮膚が白や紫色に変化する、強い痛みが続くといった症状は、血流の異常などが関係している可能性があるため、速やかな受診が必要です。
足指がつるときは何科を受診すればよい?
何科に行けばよいか迷った場合は、まず内科で相談する方法があります。腰痛や足のしびれが目立つ場合は整形外科、足の冷えや色の変化など血流が気になる場合は血管外科などが選択肢になります。症状に応じて適切な診療科を案内してもらいましょう。
足指がつることに関するよくある質問
Q. 足指がつるのは何が不足しているから?
水分や電解質のバランスが関係する場合がありますが、不足しているものがあるとは限りません。自己判断でサプリメントを大量に摂取せず、バランスのよい食事を心がけましょう。
Q. 寝ているときに足指がつるのはなぜ?
筋肉の疲労や冷え、水分不足など、複数の要因が考えられています。繰り返して睡眠に支障が出る場合は、医療機関で相談してみてください。
足指がつる症状は、生活習慣の見直しで軽減する場合もありますが、原因は人によって異なります。頻繁に繰り返す場合や、しびれなどの症状をともなう場合は、早めに相談することが大切です。
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