めまい ツボ 手首でお悩みの方に向けて、手首にある内関・外関の位置や正しい押し方、期待できる効果を解説します。めまいの種類や原因、ツボ押し以外の対処法、病院を受診する目安も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
めまいに効果が期待できる手首のツボとは?
「めまいがするとき、自分で押せるツボはあるの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
東洋医学では、めまいに関連するツボがいくつか紹介されています。なかでも手首には、内関(ないかん)や外関(がいかん)と呼ばれるツボがあります。場所を覚えておくと、日常生活のなかでもセルフケアに取り入れやすいでしょう。
内関(ないかん)の位置と特徴
内関は、手首の内側にあるツボです。手のひらを上に向け、手首の横ジワの中央から肘に向かって指3本分ほど進んだ場所にあります。2本の腱の間を目安に探してみてください。
内関は、吐き気や乗り物酔いなどの不快感に対する指圧でも知られています。めまいにともなって気持ち悪さを感じるときに、補助的なセルフケアとして取り入れられることがあると言われています。
引用元:三重大学病院|吐き気を抑える方法、東海大学|めまいの緩和によく使う4つの経穴
外関(がいかん)の位置と特徴
外関は、手首の甲側にあるツボです。手の甲を上に向け、手首の関節部分から肘に向かって指3本分ほど進んだ場所が目安になります。
東洋医学では、めまいのセルフケアに使われるツボのひとつとして紹介されています。内関とは反対側に位置するため、手首の内側と外側を確認しながら探してみましょう。
ただし、ツボ押しによってめまいの原因そのものが改善するとは限りません。強く押しすぎず、気持ちよいと感じる程度にとどめることが大切です。
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めまいに効果が期待できる手首のツボの正しい押し方
「ツボの場所はわかったけれど、どのくらいの強さで押せばいいの?」と迷う方もいるかもしれません。手首のツボを押すときは、強く刺激するのではなく、心地よいと感じる程度の力でゆっくり押すことがポイントです。
ここでは、内関と外関の押し方や、刺激する時間の目安を紹介します。
内関を押す手順とポイント
内関は、手首の内側にあるツボです。反対側の手の親指を使い、位置を確認してからゆっくり押してみましょう。
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手のひらを上に向けて、手首の横ジワから指3本分ほど肘側に進んだ場所を探す
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2本の腱の間に親指を当てる
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息を吐きながら、痛みを感じない程度の力でゆっくり押す
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数秒刺激したら力を抜き、これを数回繰り返す
押すときに息を止めないようにするのも大切です。吐き気をともなうめまいが気になる場合に、補助的なセルフケアとして取り入れられることがあると言われています。
外関を押す手順とポイント
外関は、手首の甲側にあるツボです。手の甲を上に向け、手首の横ジワから肘に向かって指3本分ほど進んだ位置を目安に探します。
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手の甲を上に向けて、外関の位置を確認する
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反対側の手の親指をツボに当てる
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痛みを感じない程度の力で、ゆっくり圧をかける
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数秒押したら力を抜き、数回繰り返す
外関も内関と同様に、強く押す必要はありません。呼吸に合わせてゆっくり刺激することを意識しましょう。ツボの位置や押し方には個人差があるため、無理に刺激しないことが大切と言われています。
ツボを押す時間や回数の目安
ツボを押す時間に厳密な決まりはありませんが、内関の場合は5秒ほど押して5秒休む動作を3〜5回繰り返す方法が紹介されています。左右どちらも同じように、心地よいと感じる範囲で刺激してみてください。
ただし、長時間押し続けたり、痛みやしびれが出るほど強く刺激したりするのは避けましょう。気分が悪くなった場合は、すぐに中止してください。
引用元:菜の花はり灸院 整骨院|めまいのツボ、三重大学病院|吐き気を抑える方法
ツボ押しをするときの注意点
めまいが起きている最中は、無理にツボを探したり押したりせず、まずは安全な場所で座るか横になりましょう。転倒を防ぐことが大切です。また、手首に傷や腫れ、炎症がある場合は刺激を控えてください。
ツボ押しはあくまで補助的なセルフケアであり、めまいの原因を調べるものではありません。突然の激しい頭痛、手足の麻痺、ろれつが回らない、歩けないなどの症状がある場合は、ツボ押しをせず救急要請を検討してください。
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手首のツボ押しで改善が期待できる症状とは?
「手首のツボを押すと、どのようなめまいにも効果が期待できるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。めまいには、ぐるぐる回る感覚や体がふわふわする感覚など、いくつかの種類があります。また、吐き気や気持ち悪さをともなうケースも少なくありません。
手首にある内関などのツボは、東洋医学でめまいや吐き気に対するセルフケアとして紹介されています。ただし、ツボ押しによってすべてのめまいが改善するわけではないため、症状ごとの特徴を知っておきましょう。
ぐるぐると回るような回転性めまい
回転性めまいとは、自分自身や周囲がぐるぐる回っているように感じる症状です。寝返りを打ったときや、起き上がったときなどに突然起こることもあります。
代表的な原因として、良性発作性頭位めまい症やメニエール病などが挙げられます。内関などのツボ押しがセルフケアとして紹介されることはありますが、耳の奥にある内耳の異常が原因の場合、ツボ押しだけで改善するとは限らないと言われています。
引用元:慶應義塾大学病院|めまい
ふわふわと浮いているような浮動性めまい
浮動性めまいは、体がふわふわする、足元が不安定になる、まっすぐ歩きづらいといった症状が特徴です。長時間のデスクワークやストレス、睡眠不足などが関係する場合もありますが、脳や神経の病気が隠れている可能性も考えられます。
手首のツボ押しを試す場合は、無理のない範囲で行いましょう。めまいが続いたり、何度も繰り返したりするときは、原因を確認するために医療機関への来院をおすすめします。
引用元:日本めまい平衡医学会|めまいQ&A、日本神経学会|めまいとは
立ち上がったときに起こる立ちくらみ
椅子や床から急に立ち上がったとき、目の前が暗くなったり、クラッとしたりする症状は立ちくらみと呼ばれます。血圧が一時的に低下する起立性低血圧や、脱水、貧血などが関係している場合もあると言われています。
このような症状が出たときは、まず座るか横になり、転倒を防ぐことが大切です。手首のツボ押しだけに頼らず、繰り返す場合は内科などで相談してみましょう。
引用元:日本神経学会|めまいとは
めまいにともなう吐き気や気持ち悪さ
めまいが起こると、吐き気や嘔吐、胃の不快感などをともなうことがあります。特に回転性めまいでは、平衡感覚の乱れによって気持ち悪さを感じるケースがあると言われています。
内関は、吐き気に対する補助的な指圧のツボとして知られています。気持ち悪さが気になるときに、痛みを感じない程度の力で優しく刺激する方法もあります。ただし、吐き気が強い場合やめまいが長引く場合は、無理にツボを押さず医療機関への来院を検討してください。
引用元:慶應義塾大学病院|めまい
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手首のツボ押し以外でめまいを和らげる方法
「手首のツボを押しても、なかなかめまいが落ち着かない」という場合は、ツボ押し以外の対処法も知っておきましょう。めまいは耳の異常や血圧の変化、脱水など、さまざまな原因によって起こると言われています。そのため、日常生活での過ごし方を見直すことも大切です。
めまいが起きたら安全な場所で安静にする
めまいが起きたときは、無理に動かず、まずは椅子に座るか横になりましょう。立ったまま我慢すると、ふらついて転倒するおそれがあります。
また、回転性めまいの場合は、部屋を少し暗くして光や音などの刺激を減らすと、症状が落ち着きやすくなると言われています。頭を急に動かさず、自分が楽だと感じる姿勢で休んでみてください。
首や肩まわりの緊張をほぐす
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、首や肩まわりに負担がかかることがあります。こうした生活習慣も、めまいの不快感に関係する場合があると言われています。
首や肩のこりが気になるときは、無理のない範囲で肩をゆっくり回したり、軽く肩甲骨を動かしたりしてみましょう。ただし、めまいが起きている最中に首を大きく動かすのは避け、症状が落ち着いてから行うことが大切です。
水分補給と十分な睡眠を心がける
水分不足や睡眠不足は、体調を崩す要因のひとつです。特に汗をたくさんかいた日や、食事・水分を十分に取れていないときは、脱水などによって立ちくらみが起こる場合もあります。
普段からこまめに水分を補給し、十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。また、食事を抜かず、栄養バランスを意識することも大切です。
引用元:オムロン ヘルスケア|めまいの対処法と予防策、奈良県医師会|めまいが起こっても、まずは落ち着いて
生活習慣を見直してめまいを予防する
めまいを繰り返す場合は、日頃の生活習慣を振り返ってみましょう。夜更かしや過労、ストレスなどが重なると、体調に影響することがあると言われています。
毎日なるべく同じ時間に寝起きする、適度に体を動かす、ストレスをため込まないなど、無理なく続けられる習慣から始めてみてください。
ただし、めまいの原因によって適切な対処法は異なります。症状が長引いたり、何度も繰り返したりする場合は、セルフケアだけで済ませず医療機関への来院を検討しましょう。
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めまいが続くときは病院に行くべき?受診の目安
「めまいが何度も起こるけれど、病院に行ったほうがいいのかな?」と迷う方もいるのではないでしょうか。
めまいは一時的な体調不良だけでなく、耳や脳、血圧などの異常が関係している場合もあると言われています。手首のツボ押しや生活習慣の見直しを試しても、症状が続く場合は注意が必要です。ここでは、医療機関への来院を検討したい症状や診療科について紹介します。
すぐに医療機関を受診したほうがよい症状
めまいとともに、突然の激しい頭痛、手足のしびれや麻痺、ろれつが回らない、物が二重に見える、歩けないといった症状が現れた場合は注意しましょう。脳梗塞や脳出血など、脳の病気が関係している可能性も考えられます。
このような症状が突然現れた場合は、ツボ押しやセルフケアを続けず、すぐに119番で救急車を呼んでください。症状が一度落ち着いた場合でも、自己判断で様子を見ないことが大切です。
めまいが続く・繰り返す場合に考えられる病気
めまいが長時間続いたり、何度も繰り返したりする場合は、何らかの病気が関係している可能性があります。
代表的なものとして、次のような病気が挙げられます。
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良性発作性頭位めまい症: 寝返りや起き上がる動作など、頭の位置を変えたときに回転性のめまいが起こると言われています。
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メニエール病: 回転性めまいを繰り返し、耳鳴りや難聴、耳の詰まり感をともなうことがある病気です。
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前庭神経炎: 突然強い回転性めまいが起こり、吐き気やふらつきをともなうことがあると言われています。
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貧血: 血液中のヘモグロビンが不足し、立ちくらみやふらつきなどが現れる場合があります。
症状だけで原因を判断するのは難しいため、自己判断せず、早めに医療機関で相談しましょう。
引用元:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会|代表的な病気、日本女性心身医学会|めまい
めまいは何科を受診すればよい?
めまいが起きたとき、何科に行けばよいか迷う方もいるでしょう。基本的には、症状に合わせて診療科を選ぶことが大切と言われています。
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耳鼻咽喉科: 回転性めまいや耳鳴り、難聴、耳の詰まり感がある場合
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脳神経内科・脳神経外科: 手足のしびれや麻痺、頭痛、歩行障害などをともなう場合
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内科: 立ちくらみやふらつきがあり、貧血や血圧など全身の不調が気になる場合
どの診療科に行くべきか判断できない場合は、まず耳鼻咽喉科やかかりつけの内科で相談する方法もあります。
めまいは原因によって必要な検査や対応が異なるため、ツボ押しなどのセルフケアだけで様子を見続けないようにしましょう。
引用元:日本めまい平衡医学会|めまいQ&A、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会|めまい・平衡覚
めまいと手首のツボに関するよくある質問
Q. 手首のツボを押してもめまいが改善しない場合は?
A. ツボ押しは補助的なセルフケアであり、めまいの原因によっては十分な効果が期待できない場合もあります。症状が続く場合は医療機関で相談しましょう。
Q. めまいが何日も続く場合は来院したほうがよい?
A. はい。めまいが長時間続く場合や、繰り返し起こる場合は、耳や脳などに原因が隠れている可能性もあると言われています。早めに来院して原因を調べてもらいましょう。
Q. めまいが起きたときに自分で運転してもよい?
A. めまいがある状態での運転は、事故につながるおそれがあるため避けましょう。症状が落ち着くまでは安全な場所で安静にしてください。
引用元:日本めまい平衡医学会|めまいQ&A、めまいの受診の目安
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